ザッケローニ監督「出場した14人の選手全員を褒めたい」/オマーン戦

日本代表は3日、ブラジル・ワールドカップへの出場権を懸けたアジア最終予選の初戦でオマーン代表と対戦し、本田圭佑らの得点で3−0と快勝した。

日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニ監督は試合後の会見で以下のように語った。

「サポーターの後押しもあって素晴らしいゲームができた。ベンチから見る風景は素晴らしいものがあった。選手たちもサポーターの後押しを受けて、この試合の大切さを再確認したことと思う。そして、再確認した上でこのゲームに入ってくれた」

「選手たちは初戦を取ることの大切さを理解して、強い思いを抱きながら戦ってくれた。描いていたとおりのゲーム内容だった。ただ、何人かの選手に関しては、緊張しすぎていた感があった。それは非常に集中していたと言い換えることができるが、いつもならランチの後に軽い談笑なりするところを、食べてすぐに部屋を戻る選手が多かったので、ちょっと緊張しているなと思った」

「相手は中央を固めて、我々の真ん中のスペースを消してくる戦い方をしてくるであろうと予想していた。それが3次予選の後半を無失点で切り抜けてきたやり方だ。その上で崩していく必要があったが、それをできるかは自分たち次第だという話をしていた」